beauty mirror

新宿文化センターにて、オペレッタのヘア・メイクアップを無事終えました。
今回はヘア・メイクアップの時代考証を前回より深く検証して臨みました。完全なる考証が作品のクオリティーを高めるわけではないので、さじ加減が重要です。これが美しいという、時代の美意識も数百年ずれていますし、鑑賞者は現代人ですので、より多くのお客様に楽しんでいただきたいと思い、考証度を決めてゆきます。音楽を通して、時を伝えるという事と今を楽しむということが同時にできたら楽しいですね。そもそも、私たち日本人が作って、演じているのですから。