2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

shades and tones

どうも髪の色の識別能力は人種によってかなり違うようです。茶髪到来以前の日本では、微妙な茶色の明度や色調の違いがわかる人はほとんどいなかったような気がします。今やドラッグストアに並ぶヘアカラーはマット系、アッシュ系、レッド系といったトーン名…

hardly aesthetic

しかし、このブログほど、名前負けしている日記をあまりみかけません。Aestheticで検索された、美学系の学生、学者様、誠にすみません。もう少し、現実的な命名をと思ったのですが、このギャップが意外にも自分で気に入ってしまっているのでお許しを。エステ…

nothing but sakura

この時期、 薄桃色の髪の毛がぱっと生えて、さっと散ってまた新しく生えかわったらいいのにと変なことを思う。確かに、さくらは日本人にとって喜びも悲しみも多くの意味をこめた言葉である。だから歌も流行る。

battle against aging

老いとの戦いにおいて髪と肌は大きな問題である。そこに髪があること、髪に艶があること、髪に張りがあること、髪に色があること。肌に艶があること、肌に張りがあること、肌に潤いがあること、肌にしわがないこと。髪と化粧がまず年齢を語るのは致し方ない…

fringe and parting

舞台で時代劇用に地毛でヘアスタイルをつくる場合、一番問題になるのが、女性の前髪です。前髪は英語でフリンジ(fringe)米語で(bangs)いいますが、歴史は浅く、特に第一次世界大戦後になって初めて、切られた前髪がヘアスタイルの一部となって流行しました…

modern in classics

クラッシックのCDジャケットでも、かなり、洗練されたクールな印象のものが増えているようです。定番は女性はドレスを着て巻髪風で楽器を抱えたり、ピアノによりそってソフトフォーカスのかかった高級感のある写真が多かったのですが、最近は、ストレートヘ…

hair conscious

世の中には二つの髪型がある。もてる髪、もてない髪。っていうような書き出しはするまいと思っていたがやってしまった。だが、もうひとつの髪型があります、どうでもよい髪型です。のびっぱなしでほうってある髪型です。これも作為と不作為の場合があります…

Hide behind the code

またまたモテ髪の話題;はて、モテない髪とはどんなものでしょう?おそらくこの文脈で言うと、男ウケしない、媚びない髪型でしょうか。ということは、私が考えるに、坊主、モヒカン、、、いやいや刈り上げ、アシンメトリー、強いラインのあるカット(ジオメ…

Show your back

舞台で18世紀のヘアスタイルをつくりました。巻き毛を胸元にたらした、いわゆるマリーアントワネットのようなヘアスタイル。ん、巻き毛、、、アイロン、ホットカーラー。胸元、、、デコルテ。2005モテスタイルではないか!オリジンはここにあったのか…

victorian period

ヴィクトリアといっても、下着の通販でもなく、英国の女王様でもありません。そうです、ベッカム様のお妃様でございます。ヴィクトリアンスタイルそして、昨今のセレブリティーブーム、そろそろ絶頂期ではないでしょうか。グリッター(すごい名前)、ゴージ…

beauty mirror

新宿文化センターにて、オペレッタのヘア・メイクアップを無事終えました。 今回はヘア・メイクアップの時代考証を前回より深く検証して臨みました。完全なる考証が作品のクオリティーを高めるわけではないので、さじ加減が重要です。これが美しいという、時…