2006-01-01から1年間の記事一覧

Hair is living

ヘアを中心とした面白い特集です。ただし、私は髪が静的オブジェのように表現されるのはあまり好きではありません。ダンサーの写真や彫刻にも動きが必要なように。髪も生きているのですね。

global standard vs domestic standard

資生堂のTSUBAKIの参入でヘアケア戦争が盛んなようです。以前、日記で花王のアジエンスについてコメントしましたが、アジアン・ビューティーから椿油、つまり日本の黒髪を愛でる文化に立ち返ったことは興味深いことです。ラックス・スーパーリッチやパンテー…

LA FOLLE JOURNEE au JAPON

国際フォーラムで行われた「熱狂の日」音楽祭2006に友人のフランス人が出演するために来日。これはフランス、ナント市から来た音楽祭で、手軽な料金で子供から大人まで沢山のクラシックコンサートを聴いて楽しもうという趣旨らしい。友人はストラディヴァリ…

The DaVinci DeCode

デュシャンのL.H.O.O.Qという髭を描き加えただけのモナリザ 更に髭を剃ったrasee(shaved) L.H.O.O.Q Joconde(モナリザ)=rasse L.H.O.O.Q ? デュシャンのゆさぶりによって、 同一性の論議がなされます。(絵のサイズも違うけど) そういえば、森村氏も ロー…

The show has gone

今年のオペレッタプロジェクト「モンマルトルのすみれ」が無事に終了いたしました。舞台袖から見るカーテンコールは格別です。役者さんの輝く瞬間を裏からのぞく楽しみ、これは踊り子を描くドガ、室内のモデルを描くフェルメールの視線に通じるものがありま…

the tools 2

今回は西洋結髪の道具 日本の油を使う髪型と違って、ドライセット用でもともと細い欧米人の髪の面を整え、艶を出すためのブラシです。 ナイロン、豚毛、猪毛などそれぞれ用途にあわせて使いわけます。私はなんといってもこのMason Pearsonのクッションブラシ…

the tools

たまには道具のはなしを 京都で買った黄楊の櫛です。日本髪用のものですが、半月型のものは鬢や髱を引いたり、面を出したりするもので、刷毛型のものは髪を区分けしたり、髷の面や毛の流れを整えるものです。この他にも日本髪には専用の櫛が沢山あります。カ…

next olympic?

たまにはスタッフのおふざけ画像を カーリングといってもパーマのことではありませぬ 加湿器と箒を片手に, スタッフは掃き掃除が得意ですので、次期オリンピックの候補にエントリー?

portray yourself

さまざまな形式で自己について綴るセルフポートレイト。本来、自らを自らで描いたり、写真に収めたりする自己探求の表現形式であるが、インスタントカメラからプリクラやカメラ付き携帯、インターネットといったメディアの変化とともにその方法や手段が移り…

hair in Kyoto

来週2月20日より22日まで京都に社員旅行です。 日本髪資料館と御髪神社を訪ねる予定です。 日本髪における江戸前と京風の違いに興味があります。 髪や化粧のような身体装飾文化も民俗学、文化人類学のテーマでありまして、貴重な資料が楽しみです。

head accesory

江戸のかんざし類を友人の学者さんからお借りする。 蒔絵、鼈甲、銀と素材もいろいろで美しい。まとめ髪はこれがいい。 結髪の歴史は髪かざりの歴史でもある。 今では貴重な鼈甲であるが、当時、亀の捕獲のしすぎで値崩れも激しかったそうである。 きものブ…

from extension to expansion

ビッグヘア(大きな髪型)のブームは時折やってきます。小顔がもてはやされる昨今で、髪型もコンパクト化の傾向でしたが、パーマやカールの流行とともにビッグヘアというと大袈裟ですが、徐々に少し重め、大きめな髪型が増えてきているようです。かつてはビ…

But life is not easy

美容室はサロンの営業が終わってからが勝負です。ゲストを招いてのカットセミナーの模様です。ヘアカットにも設計図のような展開図というものがあります。流動的なものを構造的に理解して裁断、構成してゆくのです。理想的なデザインの理解には、このように…

You always have choices

食品界でおきている、成分表示、アレルギー表示、トレーサビリティーなど、より細かい情報の提供、そしてその安全性、健康、環境への負担について学ぶ事は喜ばしいことであると思います。健康術というよりも、装飾術として進歩してきた美容自体、自然、環境…

100% Cut Ultlaviolet Rays

男性美容がさかんである。歴史上、視線の獲得に躍起になっていたのは男性側であるから、本来もっていた特性ではないかとも思う。男女間の「選ぶ、選ばれる」という不等式なヨコの力関係もゆらいだり、逆転したり。それに増して、上司や部下、顧客、先生と生…