hair in the copy age

ヘアカットのオリジナル性というのはとても難しい。お客様それぞれの素材を活かして造るもので、特別、奇抜なデザイン性が一般のプロダクツのようには受け入れられづらいのと、かなりのスピードでヘアカットはコピーされ、再生されてゆくからです。この点でも、著作権などには、勿論なじみません。そんな権利を行使するつもりは毛頭ないのですが。オリジナルのもつオーラというのも出しずらいものです。ただ幸い、素材が百人百様ですから、完全なるコピーは存在しないのが良い所で、同じデザインでも実はオリジナル性があるのです。このコピー複製技術時代の、ヘアスタイルのオリジナル性について考えてみる今日この頃。