hair in time

渋谷を通りかかったら、Vidal Sassoonの大きな広告発見。”髪は女の命”と書いてある。そうか、毎日、私はお客様の命を預かっているのだ。ギリシャ神話のサムソンとデリダではないけれど、髪を切られたら、命をうばわれるぐらいの人がたくさんいるのでしょう。歴史的にも時代とともにめまぐるしく変化してきた髪型、この先どんな変化が起きるか楽しみです。歴史映画などはヘアやメイクアップをかなりの程度で再現できますが、未来映画のヘアやメイクアップは予想しなければならないので、未来ものはいつもへんてこなヘア、メイクアップか、もしくは同時代のスタイルが多い。そんな視点で過去の未来もの映画を見るのもおもしろいです。ヘアやファッションに関して、予想が的中したためしがない。勿論、不可能です。結局、モデルや役者さんのその時代的、美観から同時代のビューティで作らないとへんなことになるのでしょうか。2001年宇宙の旅を2001年に見てみましたが、やっぱり不思議ななつかしい感じだった。ファッションやメイクアップは当時風。まあ最近の70年代リバイバルからすると、あながち外れてはいないか。