to talk or not to

最近でこそ、いろいろとビューティーやファッションについて語るようになってきたのですが、視覚的なものを言葉で伝えることは非常にむずかしい。ヘアショーで髪型のコンセプトを話したり、撮影したヘアスタイルを語ったりと、以前は視覚がすべてと思い、語るべきではないと思っていたこともありましたが、まあ教育上、理解の上でも必要でもあるかなと思って努力しています。本当に美しいものにことばはいらないなんていわれますが、言葉やストーリーがあるとより理解が深まったりもしますね。クラシック音楽を聴くときなんかも、ちょっと時代背景や作曲家の心理や状況を知るとより楽しく聴けたりもしますから。現代美術なんかは、逆に予習としてのお勉強なんかが必要で、これは一般の鑑賞者を遠ざける理由にもなったりするのでちょっと問題もある。